昨日のこと

明日の朝は早いと分かっていながら、いろいろやってたら結局いつもの寝る時間になっちゃって急いで寝る。2時。1時間半後、起床。目覚ましの鳴る寸前に起きる。気を張ってるとこんなもんです。んで適当に朝食を済ませ、身支度をして出発。まだ太陽は昇っていません。始発に乗っていざマリンへ。始発なんてシーモさんの東京駅見送り以来かも。6時過ぎごろ、乗り換えのために南船橋駅。なんかこんな時間なのに尋常じゃないくらい人がたくさんいるんですけど。しかもよく見るとオッサンとかガキとか、年齢層も様々でみんなロッテの去年のファンクラブの記念品であるバレンタインサイン入りバッグをぶら下げている。6時半頃、海浜幕張駅到着。もうすっかり日の出完了。しかし人が多い。今日の一戦が相当な注目度であることを再認識。ここでボクは頭がイイから帰りのことを想定して切符を買っておく。
マリンスタジアム到着。……人が多い。去年のプレーオフ進出を賭けた9月の日ハム戦くらいチケット売り場と外野入口にはとんでもないシート張りの列。前売券勝ち組のボクは内野席入口に並ぶ。そこにはまだざっとシート50枚くらいしか張られておらず。
持って来た折畳式イスを置いて、一息つく。さてここからが長い。開場まであと約4時間。でもツライのは時間との戦いだけじゃなかった。そう、寒さ!寒さとの戦い。ただでさえ風が強いマリンスタジアム。さらにこの内野入口は思いっきり日陰。極寒。花粉症のためのマスクなのに寒さで出る鼻水のせいでグショグショ。偶然にも母親から借りてた文庫本がカバンに入っていたので、それを読むのと鼻をかむのと交互にやりながら時間を潰す。はぁ〜、やっぱり指定席取りたかったなぁ〜…。9時ごろ、ようやく友達3人と合流。あ、ボクがこんなに朝早く並んでるのは「指定席だ!指定席だ!」と宣言したのに自由席しか取れなかった責任を取るためです。んで、友達と場所取りを交換してもらって、陽の当たる球場正面へ。ああ、暖かい…。このまま天に召されそうだ…。自分への労いの意味を込めて自販機であたたかいミルクココアを買って飲む。すごい美味しかった。そのあとは友達と雑談とかしながら割りと早く時間が過ぎました。
10時ごろ、そろそろ開場かなとシート張りの人達が集まってくる。ボクの前に張られた新聞紙の人も戻ってくる。ガキ。おそらく中学生。そしたらどんどんガキが集まってきて、結局8人くらいその新聞紙一枚の狭いスペースに集まった。邪魔!うるせえし邪魔!なんかケータイいじりながら高度な遊びしてるし。しかも挙句の果てにはボクの友達のカバンに腰掛けてたりするし。ムカついた。とか言いながらもボクたちも4人が折りたたみ式イス一個分のスペースに密集してるんだけどね。でもやっぱマナーの悪さでは奴らが上。11時ごろ、ついに開場。ゲートを抜けると同時に駆け出す先頭の客。それ見て興奮したんだろうね。「おい!早く早く!」と叫びながらグイグイグイグイ前の人を押す前に並んでるガキども。最悪だ。そしてボクたちも入場。拡声器で「走らないでくださーい」の声も無視。そこは無視。先ほどやった打ち合わせ通りボクと友達の一人がダッシュして1階席のいい席を確保するためダッシュ、あとの二人は万が一1階席でいい席が取れなかった場合に備えて2階席のいい席を保険としてキープしてもらうため2階席に向かって階段を駆け上がる。やはり前売券を買って始発で来たせいもあって余裕で1階内野自由席の指定席にほど近い席を確保することに成功!理想的な絶好のポジションです。良かった。2階席に行った友達を呼び寄せ(携帯って便利!)、みんなで着席。これでひと安心。そんなドラマでした。11時過ぎ頃、もう一人の友達と合流。なぜそんな重役出勤かと言うと、彼は野球を球場で観ること自体が初めてだそうなので、やはり朝早くから並ばせるのは酷だろうと、むしろ初めての野球観戦であんなツライ思いはさせたくないので遅くきてもらいました。その友達は、通路を抜けてグラウンドが視界に入ってくると、「うわぁ、きれい」とだいぶ感激した様子でした。
オープニングセレモニーのあと、スタメン発表や国歌斉唱。国歌斉唱は大黒摩季だったけど、確か去年の日米野球の第一戦も大黒摩季だった気がする。んでカネやんの始球式。写真を撮ろうと構えようとしたらピャッと投げちゃって見逃す。
初めての友達は、試合も楽しんでたようです。最初はチームにかかわらず展開に一喜一憂してましたが、試合が進むごとにだんだんロッテの展開に関して一喜一憂してた。ウンウン、生で野球を観る楽しみを知ってもらって、さらに知らぬ間にロッテを応援してファンになってしまう。予定通りの策略。誘った甲斐がありますわな。
まぁ結果はみなさんご存知のとおりです。みんなでとぼとぼと帰宅しましたとさ。